まずは直木賞から!!

今、ピース又吉直樹氏の『火花』が200万部を超える大ヒットとなっていますが
私はちょっと捻くれているせいか『火花』を読まずに直木賞東山彰良氏の
『流』をチョイスしました。

400ページの長編です。
内容は詳しく書けませんが、台湾、中国、日本という微妙な関係の国が
舞台になっていて、しかも中国の共産党と国民党による内戦の時代と
日本と中国との戦争などが日本人の視点とは違う表現で書かれていたり
主人公が成長していく過程にスピード感や躍動感がありとてもテンポよく
読み進めることができました。
私が今まで読んだ小説とは一味違うタイプで推理小説の要素もあり
ハードボイルドの要素もあり恋愛小説の要素もある、またある意味
歴史小説でもあるといういろんな顔をもった作品だと感じました。
話しの中心は主人公の祖父が殺されその犯人を突き止めるというもので
犯人を突き止め主人公がその犯人と対峙した時のやり取り・・・
これがグッときました。
そして泣いてしました。(T_T)
最後はやはり情ですね〜(^_-)

この『流』の内容を嫁に説明したのですが、最後の部分の説明の時
声が出なくなり涙が溢れてきたのです。
自分でもびっくりでした。
でも あ〜 いい本でした。

もう次の本に移っているというか『流』と並行して読んでいるものが
あるのですが・・・
これが題名がビックリですよ\(◎o◎)/!

『君の膵臓を食べたい』

どうですかこのインパクト!!
でもそれが・・・
結構いいです。
これも泣きながら読んでます。
(T_T)
また報告致します。
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