会議は重要!!

ちょっと間が空いてしまいました。
1.5ヶ月ぶりのUPになります。
5月の終わりから6月いっぱいとても忙しくしておりました。
ものづくり補助金の効果検証や申請書類の製作、決算関連
商談会で九州への出張、東京での船井総研とイプロスの
セミナーまた地元でのマナンバーのセミナーなどなど・・・
今手帳を見返すと、全く予定の入っていない日がたった2日間
だけでした。
うちの嫁からはこれ以上予定を入れると業務に支障が出ると
予定を入れることをセーブまでされるほどの忙しさでした。

まぁ それはさておき。
その忙しい中・・・忙しいのは私だけではなく事務の藤井さんを
はじめ工場の加工者も当然ながらフル活動をしております。
その忙しい中、当社は月1回の会議を続けております。
この会議の効果は絶大で正直従業員の意識は完全に変わりました。
当社の会議は一方的に私や上司が喋るものではなく、会社の10年
計画を基に、個人個人の仕事に対する目標と私生活に対する目標を
設定し毎月それをみんなの前で進捗状況を発表するというスタイルを
とっています。
この会議の目的は会社の夢と個人の夢の方向を合わせるということ。
会社が目標を掲げみんながそれに向かって頑張ることによって会社が
発展し個人の夢を応援できる。
そんな良いサイクルを回していくことです。

先月も販売計画に対しマイナスで推移していたところ藤井さんと
工場リーダーの小野君が話し合いどうすればもっと仕事がこなせるか
打合せを行い、結果的に売上金額は計画をクリアすることは出来な
かったのですが粗利は見事クリアし計画に対し103%を達成しました。
会社の目標を見える化しそれに個人の目標をプラスすることにより
従業員ひとりひとりにやるべきことが見えてきたということだと思っています。

以前は工程もすべて私が管理していましたが、現在は藤井さんと
小野君に任せています。その効果も非常に大きく私が管理している
頃は仕事が入ってきても工程を見て無理だと思ったらすぐに断って
いました。これは経営者の性格にもよると思いますが無理な工程は
組みたくないというのが私の本音でした。ところが2人に任せてから
仕事が今まで以上に入る様になりました。
確かに現場は無理をしていると思いますが、上から言われてやる仕事と
自らが『よし。無理してでもやろう。』と思ってやる仕事では180°
気持ちが違います。
この様に会議が非常に良い影響を与えているのです。

この会議を始めるきっかけとなったのは私が50歳になり真剣に今後の
ことを考えなければいけないと思い会社の10年計画を作ったことです。
そこでの最終目標は10年後に事業継承の方向性をはっきりとさせると
いうものでした。それをはっきりと計画の目標として明記したので
従業員全員に今まで以上に責任感が出てきたという事だと思っています。

10年の長期計画になると思ってもいなかったことが分かったりもします。
あるパートさんなどは50歳くらいでの引退も考えていることも分かりました。
私としてはもっともっと頑張って欲しいのですが個人の事情などもあります。
本人もその時になって見なければ分からないとは言っていますが、とても
重要な仕事をしてもらっている人がいなくなるとなるとその対策も前もって
しなければなりません。
でも、この会議をやったことでみんの人生の予定なども見えてきたので
本当に良かったと思っています。
先日聞いた話では、ある会社の番頭さんがもう歳も歳なので辞めたいと
言ったら会社は辞めてもらっては困ると言ってもめているといった話も
聞きました。これは経営者にとっては大変重要な問題ですが早いうちから
対処しておかなかったことが問題だと思います。
当社もこんなことにならないよう、早め早めに手を打っていかなければ
ならないと思っています。
しかし、今は求人を掛けても全く人が集まりませんねぇ〜。
すべて大手に持っていかれてます。
今日も朝刊にJFE正社員80人募集というチラシが入っていました。
\(◎o◎)/
零細は大変ですが、うちはとにかくレベルの高い従業員ばかりなので
それぞれにいろんなことを考えて実践してくれています。
ちなみに『研究の日』という日を月1回設けて1ヶ月間の仕事での疑問点や
研究テーマを決めて取り組んでいます。

会議をやるくらいなら仕事を・・・って言いますが、全く逆です。
とても有意義で効率もコミュニケーションも段違いに向上します。
まぁ〜そもそもうちの子はよそとは違うんですよね。<(`^´)>

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