格差社会

2月の終わりに東京で『7つの習慣〜200万部突破記念セミナー』に参加してきました。
講師は、フランクリン・コヴィー・ジャパン(株)副社長の竹村氏と『7つの習慣』を
日本に広めた立役者ジェームス・スキナー氏のお二人でした。
実はこの本、私が前の会社で悩んでいた頃だから・・・
今から17〜8年前に買っていたのですが、500ページもあるため途中で挫折していました。
ところが昨年全く違う本を読んでいたらその著者の方が『7つの習慣』はとても素晴らしい
本だと書いていたので改めて読み返してみました。
そうしていると、なんとマンガまで出てきてそれはとても分かりやすく読みやすかったので
知人にも勧めました。
そして年末にはフランクリン・プランナーのスケジュール帳を買ってやる気になっておりました。

そこへ記念セミナーの情報が入って来た訳です。
場所は東京・品川駅前のTKPガーデンシティ品川。
芸能人が結婚披露宴を催せるくらい大きな会場に満員の聴講者でした。
参加者は850人だったようです。
さすが東京です。

内容は午前中が竹村氏による『7つの習慣』の復習が行われました。
第1の習慣 主体的である 人には選択の自由がある
第2の習慣 終わりを思い描くことからはじめる 人生には設計図が必要である
第3の習慣 最優先事項を優先する 時計よりコンパスを見よう
第4の習慣 Win-Winを考える 勇気と思いやりで自分の思いを伝える意志と能力
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される 聞く(hear)と 聴く(listen)
第6の習慣 シナジーを創り出す 第3の案を生み出す
第7の習慣 刃を研ぐ 肉体、情緒、精神、知性を鍛える

と、まあ本に書いてあることのおさらいなのですが、ちゃんと理解している
人が説明してくれるととてもよく分かります。頭の中が整理されてものすごく
前向きになれました。

午後からはジェームス・スキナー氏の『7つの習慣』との出会いから現在までの
サクセスストーリーを聞かせて頂きました。
この本の発行に至るまでは紆余曲折ありとても苦労されたようです。
しかし彼は諦めず、彼の影響の輪の中にあるもの全部をやろうと心に決め
取り組んだそうです。その結果いろんな出会いもあり出版に漕ぎ着けました。
それもこれも『7つの習慣』を常に実践していた結果だそうです。
彼ははじめにこんな質問をしました。
「皆さんは『7つの習慣』を何回読みましたか?
 3回以上の人。10回以上の人。30回以上の人。・・・」
が、その後の彼の質問がこのように変わりました。
「じゃあ皆さん『7つの習慣』を何回実行されましたか?」
これには会場中がため息でした。

そうなんです。
本を何回読もうとも実行しなければ全く意味がないのです。
『卓上の水練』とでも言いましょうか。
頭で分かっているだけでは泳げない訳ですよね。
実際に水に入って泳いでみなければ・・・。
私はもう水の中に入っています。
皆さんもいかがですか?

ところで、今回のセミナーで気が付いたことがあるのですが・・・
参加者の多分7〜8割の方が東京、もしくは関東圏の方のようでした。
地方からの参加はやはり経費が掛かるので行きたくてもなかなか行けない。
ちなみに岡山から参加すると交通費だけでも数万円掛かります。
しかし、岡山や他の地方都市でこのようなセミナーが開催されることは
稀でやはり東京や大阪へ出掛けるしかありません。
ここでも都会と地方都市の間で格差が生まれる訳です。
経済格差だけではない情報格差

仕方ないですが、今の世の中やはり情報が勝負の部分があるのでこの様な
セミナーには今後も積極的に参加して実践して行きたいと思っています。
変わりゆくケイ・テクノにご期待ください。
(*^^)v
プラスチック、樹脂の切削加工(NC旋盤、マシニング)|ケイ・テクノ